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岡山面白紀行1~吹屋ふるさと村 [その他]

先日、携帯からもちょこっとアップしましたが、11月末に、5年前に亡くなった義母の関係で、
岡山県高梁市に行ってきました。

挨拶回りやなにやかやの用事旅ですので、ほくとはお留守番。
高梁に3泊して、例によって(!)帰りに京都に1泊という予定です。

岡山は用事を済ませることが主目的ですので、特に期待はしていなかったのですが、
思いがけず面白い旅行になりました。

その1・・・吹屋ふるさと村

備中高梁駅を降りると、『ベンガラの町 吹屋ふるさと村』の大きな看板が目に入ります。
高梁市に何度か行くことがあって、一度吹屋に行きたいと思ってはいたのですが、
足の便がよくわからない・・・。
高梁からバスで50分、というからにはバスがあるのでしょうが、本数がかなり少ない・・・。
これはタクシーを頼むのがベストなのかな、など考えていたところ、ご親切にも案内してくださる方がいらっしゃって、車で連れて行ってくださいました。

くねくねした細い道を登って行った山の中に吹屋はあります。
まず案内されたのは、江戸時代の庄屋の豪邸『広兼邸』

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これがビックリする大きさ!!
銅山とベンガラの原料の製造で巨大な富を築いたということですが、屋敷というよりお城と言った方がいいくらいです。
楼門には門番部屋だけでなく不寝番部屋まであります。
映画『八つ墓村』のロケ地になったそうです。
ポスターやパンフレットで想像していた大きさをはるかに超えた巨大さでした。

次に吹屋小学校・・・これは現在使われている小学校としては最古のものだそうです。

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来年3月で廃校になるそうです。現在生徒が7人ということでは仕方がないのでしょうが、
4月からは子供たちはスクールバスでずっと下にある成羽小学校へ通うとのこと。
スクールバスに合わせて登下校することになるので、なかなか大変でしょうね。

さて、銅山とベンガラの町として栄えた吹屋の町並み。

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 石州瓦の屋根と

 

 

 

 

 

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   ベンガラ格子

 

 

 

 

 

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町並みには電柱もなく、昔の面影を大事に残していて趣があります。

他にも(今回は行かなかったのですが)、坑道跡とかベンガラ館などの見どころもあります。
この日は11月最後の日曜日で、吹屋ふるさと村内の巡回ボンネットバスの最後の運行日(11月の土・日・祝日運行)。

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そんなこともあってか、カメラを構えた人などそこそこの人出でしたが、備中高梁からの足の便がもう少しよかったら、かなり面白い観光地なのに、ちょっと残念に思いました。


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